X-ADVの試乗に行って来たよ

みなさんこんにちは。やんじです。

2015年のミラノショーで参考出品された「City Adventure Concept」。

X-ADVがまだコンセプトモデルだった頃の開発名(?)でした。

最初に見た時からその近未来的なフォルムとアドベンチャーモデルという事で、不整地も走れるバイクとして出てくるのか期待していました。

今回はホンダドリームフェスタ大試乗会でX-ADVの試乗が出来るという事で行って来たよ!

会場はだだっ広い駐車場

会場はフジテレビのまん前の広場です。

お台場冒険王とかやる所でしょうか。。。

各ドリームのテントやパーツ、タイヤメーカーなんかが来てました。

 

ジャンクフードの屋台も3軒出ており、椅子とテーブル、日陰のあるベンチも用意されていました。

 

招待状を受付に提出して免許証を提示すると4枚綴りのチケットを貰えます。

 

車種選択テントの前に並んで、乗りたい機種を告げるとチケットに記入してくれます。

これを試乗の度に繰り返す事になり、一気に予約する事は出来ません。

クローズドのコースですが免許が無い人は試乗できないのと、同一車種を2度乗ることは出来ませんでした。

やはり一番人気はCBR1000RRとCBR250RRで、60分待ちはザラでした。

僕が乗ったX-ADVとレブル250、CBR650Fと400Xはサクっと乗れました。

ほぼそのままの形で出たX-ADV

コンセプト時の写真です。

スクーターっぽい見た目ですが、最低地上高がかなり高く設定されています。

ほぼそのままの形で出て来ましたね!

むしろ実車の方がマフラーとキャリパーがカッコいい感じです。

 

メーターの情報量が多いです。

スピード、タコ、日付、時計、外気温(水温も?)、燃料系、シフトインジケーター、オドとX-ADVのロゴです。

「FUEL CONS」ってのは燃費計のようです。

 

タイヤはチューブレスなのでサイズさえ合えばロードタイヤも履けるとの事です。

倒立サスがいい感じですね。

メットインの中にETC車載機とシガソケがあります。標準装備です。

でも今のご時勢ならUSB電源をハンドル付近に。。。ですよね。

 

ガソリンタンクはシートの先端にあります。

ここならシートバッグを乗せてても給油できます。(NCが不評だったんでしょうね)

 

僕が一番気になったのが、アドベンチャーモデルを謳っておきながらパニアケースが付かない事です。

オプションでも用意されていませんし、サードパーティが出したとしてもマフラーのかち上げ具合が致命的だとホンダの人が言ってました。

デザイン的にもステーを付けれるような場所が無いですし、やるとしたらグラブバーから伸ばしてマフラーステーと共締め、左はタンデムステップ下辺りと共締めでしょうか?

強度的に難しそうですけど。。。

スペック

エンジン 水冷4ストロークOHC4バルブ直列2気筒
排気量 745cc
最高出力 54馬力/6,250
最大トルク 6.9kgfm/4,750
車両重量 238kg
シート高 790mm

 

参考までにVFR800(フルパワー)のスペック

エンジン 水冷4ストロークDOHC V型4気筒
排気量 781cc
最高出力 104馬力/10,250
最大トルク 7.6kgf・m/8,500
車両重量 243kg
シート高 805mm

エンジンのキャラクターが違いますが、X-ADVは回さないでも最大トルクと馬力を発生するエンジンなので、ぶん回してどうのっていうエンジンじゃないですね。

乗った感じ

跨って最初に感じたのが「足つきが悪い」です。

シート高はVFRよりも低いですがスクーターのそれと同じ感じで幅広なのと、跨ると言うよりは座るという感じなので両足は着きにくいです。片足なら余裕なんですけどね。

取り回してないので何とも言えないですが、重さはちっとも感じませんでした。

 

走り出してすぐに感じたのが、凄く簡単に走らせる事ができるなって。

DCTでクラッチ&ギア操作から開放されるし、アクセルを捻れば低回転からでも「スー」って加速して行きます。回転数低いのにいつの間にか速度が出ている感じですかね。

切り替えしなんかも軽快で、街乗りなんかでも快適な気がします。

速く走らせるバイクじゃないので、ワインディングをキビキビ走るには向いてない気がします。方向性がそっちじゃないですからね。

 

脚は細かいギャップを上手く吸収してくれますが、フワフワ感はありませんでした。

スマートキーで毎日乗るにも快適です。

どちらかというと「ほぼ待ち乗りちょっと砂利道も走れるよ」って感じでしょうか。

あくまで「アドベンチャーコンセプト」で本当のアドベンチャーは無理でしょう。

 

楽に走らせられるしエンジンは下からトルクフルなのはいいのですが、バイクを操る楽しみってのがごっそり抜けてるので、まだ僕には早い気がしました。

多分直ぐに飽きると思うんですよね。。。

まだ僕はクラッチとギアの操作を自分でしたいのと、もともと回らないエンジンを回さないで走るんじゃなくて、ひとたび回せば暴力的な加速をするエンジンを回さないで走るってのがいいみたいです。

 

やりたくても出来ないのと出来るけどやらないってのは気持ち的に大きく違います。

X-ADVとVFR800は排気量こそ似ているものの、最大出力では倍くらい違いますから。

動画を作ったよ

どんな感じだったのはの動画は以下から!

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