みなさんこんにちは。やんじです。
キャンプの夜の明かりと言えばランタンです。
僕も最初はガソリンランタン、次にガスランタンと使ってきました。
最近ではLEDも随分明るくなり暖色系も出揃ってきたので、思い切って買い換えてみました。
ガソリンorガスランタンってどうなの?
それぞれのランタンにはメリットデメリットがあります。
僕が20年近く使った中での個人的な感想をまとめてみます。
ガソリンランタン
コールマンの名器ですね。
最初はワンマントル、続いて2マントルと買い換えました。
■メリット
○とにかく明るい(約3000ルーメン!)
○キャンプしてる!っていう雰囲気は抜群
○点灯するまでの儀式(ポンピングなど)
○気温に左右されない(安定した燃焼はポンピングにかかっている)
○暖かい
■デメリット
○でかい重い
○ホワイトガソリンの高さと入手
○ポンピングが面倒
○マントルの破損
○着火時の炸裂(慣れないと怖い)
○燃焼物なので取り扱い
ガソリンランタンの最大のメリットは気温に左右されない安定した燃焼と抜群の明るさにあります。
ガソリンを入れてポンピングすれば氷点下でも安定して照らしてくれます。
「コー」という燃焼音もキャンプしてるって感じさせてくれますね。
寒い時なんかは暖も取れます。暑い時は近寄りたくないですが。
グループキャンプやファミリーキャンプではメインで大活躍してくれますので、1台は持っていても良いかもしれません。
明るいランタンを最大出力で少し離れた所に置いて虫をそちらに誘導し、テーブルには少し暗いランタンにすると食事時の虫のダイブがありません。
ガソリンに関してはタンク満タンで2日間の夜くらいは持つ印象です。(ずっと全開だったり夜更かしすると駄目ですが)
1リットル缶で二泊三日2回分くらいは平気で持つのではないでしょうか。
ガスランタン
こちらもコールマンの名器PZランタンです。
コンパクトで中々の明るさ。
バイクに積んでもマントルが壊れる事がない。(無造作にパニアに放り込んでも平気)
これならツーリングキャンプでも持っていけるサイズです。
■メリット
○コンパクト
○ソロなら十分メインになる明るさ(273ルーメン)
○キャンプしてる雰囲気
○ガスを装着してバルブ開けて即着火(ポンピング不要)
○暖を取れる
■デメリット
○出力が気温に左右される(イソブタン入りのガスなら多少はね)
○中途半端に残ったガス缶を消費する為にパッキングを圧迫する
○ガスの入手
○燃焼物なので取り扱い
このガスランタンの最大のメリットはコンパクトさと明るさのバランスです。
これより大きなガスランタンもありますが、同じ大きさならより明るいガソリンの方が良いと個人的には思います。
カセットガスを使うランタンもありますが、ガス缶が長かったり横に張り出すタイプだったりで使いづらいので、いわゆるキャンピングガスタイプのが良いですね。
氷点下でキャンプをしなければ主だったデメリットが無いように思えます。
毎回新品のガスを持って行くと余ったガス缶が増えるという状態になるので、結局余ったガス缶を消費する為に2個もって行かなきゃならないんですよね。
小さいガス缶1本で2日間は持ちません。(2日目の夜遅くに切れます)
最近はLEDランタンが主流
ここ数年でキャンプの明かりは燃焼物からLEDに取って変わってきました。
それまでLEDと言えば真っ白な光ばかりでしたが、暖色系で明るいランタンがジェントスから出て以降、じわじわと勢力を拡大してきましたね。
ガスランタンと同じ明るさなら、充電池で使えるLEDランタンが取り扱いやランニングコスト面でとても有利になります。
テント内で使えるしマントル破損の心配もないですからね。
大きいタイプのLEDランタンもありますが、LEDランタンはコンパクトでこそと個人的には感じます。
今回買ったのはジェントスのEX-136S
そんな中2017年にモデルチェンジをしたランタンで僕が求めるスペックに合致する物があったので満を持して購入してみました。
中身を見ていくよ
内容物は本体、テスト用電池、マニュアルです。
大きさは丁度350ml缶と同じくらいです。
中央に向かって絞ってあるので、それよりもコンパクトに感じます。
■スペック
○LEDチップ10個
○Hiモード(370ルーメン 9時間)
○Midモード(160ルーメン 18時間)
○Hiモード(20ルーメン 148時間)
○キャンドルモード(60時間)
○単三電池6本(充電池使用可能)
○直系78mmX高さ141.5mm
○355g(電池含む)
○1m防水(本体が水に浮く)
スペック上ではPZランタンより明るいです。
電池は単三6本です。
電池を入れるとズシリとします。
本体を引っ掛けるフックが付いています。
本体裏にもカラビナが付いていて、逆さまにして吊り下げる事ができます。
スライドして中央に固定するギミックはなるほどと思いました。
これまでのシリーズでは逆さ吊りの際はシェードを外さないと真下が暗くなりましたが、EX-136Sはシェードの形からそのままでも大丈夫です。
これはとても良いです。
いちいちシェードを外すの面倒ですからね、無くしそうだし。
点灯してみるよ
まずは電気を消した状態です(撮影状態は固定)
Hiモード(370ルーメン)
PZランタンと同程度の明るさに感じます。
ソロなら十分過ぎますし、この明るさなら夜到着後にテント設営できますね。
煌々と明るすぎるので、通常この明るさでは使わない気がします。
Mid(160ルーメン)
料理を作ったりする時に丁度良さそうです。
Lowモード(20ルーメン)
とても雰囲気のある明るさです。
焚き火をしながらまったりする時に丁度いいモードな気がします。
真っ暗な中の20ルーメンは辺りを見渡せるくらい明るいです。
点灯ボタンはインジケーターになっていて押下後数秒間ボタン自体が点灯します。
ランタンの明かりが段々暗くなっても気づかないですが、グリーン→赤→赤点滅になるようで赤の点滅になったら電池交換ですね。
矢印の部分はゴムになっていて、正立でも逆さにしてテーブルの上に置いても滑りません。
あとがき
実際にキャンプに使うのは9月になりそうですが、それまでは部屋で使っています。
ベッドランプに丁度いいんですよね、明るいから本も読めますし。
東京で停電する事は殆ど無いですが、来るべき震災に備える意味でも1つはあってもいいかもしれないですね。
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