タッチペンとコンパウンドだけでカウルの修復をしてみたよ

みなさんこんにちは。やんじです。

先日のキャンプでバイクを倒してしまって、左側のカウルに酷い傷を付けてしまったやんじさんですが、いつも近くを通って気になっていた近所のバイク屋さんに見せに行って来ました。

左カウルのパーツ代が5万円で1枚物で大きいのと、ラメ入りのシルバーだって事で塗装しても同じくらいの値段が掛かると言われました。

塗装だともう少し安く上がるかと思っていたのですが、これは計画を練り直さなければいけません。

バイク屋さんで傷を磨いてもらった

傷の程度にもよるけど、引っかき傷はコンパウンドで磨けばある程度消えるかもしれないという事で、早速お願いしてみました。

今回お世話になったバイク修理屋さんはテクニカルサービスさん。

自宅から目と鼻の先でいつも前を通っていました。

左カウル磨きの工賃は3300円+消費税で、気になる結果は。。。。

の前に、まずは現状のカウルの状態を見て行きましょう。

フロントアッパーカウル。

サイドカウル。

かなり広範囲に引っかき傷があります。

塗装の下地(白)や完全にプラ(黒)が出ている所もあります。

そして磨いてもらった結果はというと。

フロントアッパーカウル。

サイドカウル。

最初から比べると大分傷が小さくなってます。

正直ここまで消えるとは思ってませんでした。

遠めに見たら一瞬分からないくらいです。

ただやはり光の加減だとか、顔を近づけて見ると当然分かります。

出来ればもっと分からなくしたいです。

デイトナから純正色のタッチペンが出ているそうな。

これで何とか消せないかなー。

まずは道具を用意するよ

今回用意した物はこちら。

僕のVFRの色はデジタルジルバーメタリックなのですが、年式によってシルバーの色が若干違うので注意です。

タッチペンで埋めた傷を均す為の耐水ペーパー。

番手毎に色が違うので凄く分かりやすいです。

サンドペーパーを括り付けられるスポンジがありますけど、バイクのカウルだと局面が多くて殆ど使えないです。あれは車のボディ用ですね。指でやらないと削れません。

仕上げ用のコンパウンド。
トライアルセットとありますが、バイクくらいならこれで十分の量になります。

マスキングテープ。

これで何とかならないでしょうか。。。。

タッチペンで傷を埋めて行くよ

このタッチペン、ちゃんとラメが入ってて結構同じような色になります。

ただ純正はこのシルバーの上からクリアが乗ってるので艶が無い分目立ちます。

遠めから見るとこんな感じです。

結構これだけでも少し離れると分からなくなります。

ただ、元々綺麗なバイクだったのでできる限り修復したいです。

乾かしては重ね塗りをして傷を埋めて行き、完全乾燥で一週間置きます。

実際には5日くらいしか置いてません。

均しをして行くよ

まずは耐水ペーパーで盛り上がっているタッチペン塗料を均一に均して行きます。

バケツに水を入れて、サンドペーパーを濡らして削って行きましょう。

この時、こまめに水にサンドペーパーを漬けて磨きカスを落とすと良いようです。

削り過ぎて下地の白を出しちゃったりなんかして(ここもタッチペンで塗りました)

800番で殆どの塗料を削ったあと、1500番で均していくとコンパウンドで消しやすいです。

こんな感じで艶が無くなるのでちょっとビビリます。

コンパウンドで完全に消して行くよ

説明書には「極力ボディへのダメージを少なくする為、リターンの法則で9800番→7500番→3000番から7500番→9800番へ戻れ」と書いてありますが、サンドペーパーで削った所なのでキズ消し用の3000番からやらないと傷が消えません。

3000番で光の加減で見えたり見えなかったりくらいまで磨くと番手を上げて行った時に綺麗に消えます。

これが。

こう。

これが。

こう!!

ほぼ分かんなくないですか!?

これが!

こう!

こう!!!!

明暗の分かれ目は引っかき傷かどうかという所でした。

クレーター状に剥げた傷はラメ入りの塗料だといくら盛っても光の加減で結構目立ちます。

ここ、指で触ってもフラットなんですよ。

つなぎ目の感覚が無いくらいに均しているんですけど。。。

あとはクリア部分にヒビが入った傷は消しきれませんでした。

恐らくシルバー部分までピシっとヒビが入ってしまっているのか、コンパウンドで磨いても駄目でした。

あとがき

実質道具代5000円も掛かってないです。

時間は掛かったのと変な体勢で筋肉痛になりましたが、コンパウンドの使い方が分かったので今後の小傷は積極的に消して行けるような気がします。

当初はパーツ交換総額11万なんて見積もりだったので塞ぎこんでしまいましたが、殆ど目立たないまでに回復できたので良かったです。

もう足場の悪いキャンプ場には行かないからな!

コメント

  1. おかもと より:

    いつもブログを拝見させて頂いています
    当方も、やんじさんと同じVFR800の同じ色に乗っているのですが
    坂道で駐車していたら、転倒させてしまいました(涙)
    それで上記のやり方を参考にさせて頂いたのですが、均しがうまくいきません。
    (イージーリペアを塗った部分が研磨できず、その周りが削られています)

    耐水ペーパーを使用する際のコツなどあるのでしょうか??
    写真のように、傷の部分も含めて研磨させたいです!!
    宜しくお願い致します。

    • やんじ やんじ より:

      おかもとさん

      コツとしてはタッチペンを何度も重ね塗りする事です。
      傷より周りが削れてしまうという事は、塗料の「盛り」が足りません。
      塗っては乾かしを繰り返してミミズ腫れやニキビくらいに盛った方がいいです。
      そして均しは耐水ペーパーを指先に巻いてやった方がいいです。
      指先は物凄いセンサーなので、膨らみが段々減って行くのが分かりますよ!

  2. トシカズ より:

    こんにちは、トシカズです。
    自分で直して、完成した喜びはひとしおですね!
    応援していきますね。

    • やんじ やんじ より:

      トシカズさん

      ありがとうございます。
      思ったよりも上手くいって自分でもビックリです!

  3. ヒルアンドン より:

    私は車でしたがタッチペン愛用者でした。
    何万円の修理代が数千円でおさまるので
    助かりました。
    それにしても見事に修復されましたね驚きです。

    • やんじ やんじ より:

      ヒルアンドンさん

      最初にカーコンビニ倶楽部的な所でボディ修復の値段見たらビックリしました。
      数万円掛かるのかよって。
      お小遣いで何とか出来ないかと色々調べたらこうなりました。
      上手く行って満足です!