みなさんこんにちは。やんじです。
個人間レンタカーサービスのAnycaを初めて利用してみたので、その時の流れをレポートします。
利用する時にサイトでは分かりづらい部分が幾つかあったので、そこら辺を中心にお伝えできればなと思います。
Anyca(エニカ)とは?
AnycaはDeNAが運営する一般のオーナー所有の車を借りる個人間レンタカーサービスです。
普通のレンタカーと違う所は、オーナーと直接やりとりをして待ち合わせをして車を借りる点と、通常のレンタカーには無い車種を借りれるという事。
「この日車使いたいな」というよりは「この車に乗ってみたいな」という感じで利用するのが最大の特徴だと思います。
Anycaのメリット
普通は乗れない車種がある
その最大のメリットは通常のレンタカーには絶対に無い車種があるという事につきると思います。
僕がAnycaを知ったきっかけが、スーパー7のレンタルを探していた時でした。
スーパー7は僕が死ぬまでに1度は運転してみたいと思っている車です。
他にもエリーゼだってあります。
エリーゼに関してはレンタカーの話はチラホラ聞きますが、何よりその値段の安さに驚きます。
これ24時間の値段ですからね。
同車種で別会社の料金ではタイムズカーレンタルでは36,300円。
Fun2Driveでは29,800円です。
ニッポンレンタカーでいう所のプレミアムカー(ベンツ)辺りと同じ値段で借りれます。
オーナーが車両をカスタムしている
ノーマル車両が前提のレンタカーとは違って、オーナーそれぞれが車両をカスタムしています。
車両説明の所にカスタムポイントが書いてあったり、古い車だとレストア記録が書いてあったりします。
今回借りたS660も無限のエアロやHKSのマフラーが装着されていました。
保険はどうなの?
損保ジャパン日本興亜の時間単位型自動車保険(1日2,000円)、または東京海上日動の1日自動車保険(1日2,100円)に加入します。
基本的には対人無制限、対物無制限、同乗者1,000万円、車両保険300万、ロードアシスト等が付いています。
高級車を大破させたりしたら300万では全然足りませんが、余程の事がない限りは保険で賄える範囲ではないでしょうか。これを超える破損をした場合はオーナーと示談交渉なんだと思います。
その辺が心配なら事前にオーナーに聞いてみる方がいいと思います。
Anycaのデメリット
お金を払えば貸してもらえる訳ではない。
Anycaは個人間でやり取りをするシステムを運営しているだけなので、車両の予約から引き取り、返却等のオーナーとのやり取りはすべて個人間でやらなければいけません。
緊急時の連絡やオーナーと音信不通になった場合でも、あくまで自力でオーナーと連絡を取らなければなりません。最低限のコミュニケーション能力は求められます。
各オーナー(車を貸したい人)及びユーザー(車を借りたい人)にはレビューという口コミがあり、各オーナーに評価されます。著しく評価の低いユーザーはオーナーから拒否される事があるかもしれません。
予約の際にはLINEのようなチャットでやり取りするのですが、最低限のマナーすら持ち合わせていないユーザーはオーナーから承認されない可能性もあるのです。
こんな感じです。
車両によっては制限がある
よくあるのは距離制限です。(24時間で200kmまでとか)
屋根の無い車で2日以上借りる場合は屋根付きの保管場所の確保必須とか。
スポーツ走行するななどなど。
オーナーによってサービスが違う
恐らく神経質なオーナーでは要求される事が多くなると思いますが、神経質な人はそもそも他人に車を貸さないですよね。
僕が借りたオーナーはかなり緩い人で、一応距離制限を設けているけど「関係ないですよ」と仰っていました。
「楽しすぎていきなり延長するユーザーもいるのでそういうのもOKですよ」って言ってましたね。
このオーナーも待ち合わせ場所から自宅までの送迎を条件としていましたが、徒歩で帰られてました。
さあ!スーパー7を借りるぞ!
丁度妻と休みが合ったので、非日常のスポーツカーを借りてドライブに行こうと思ったのが12月頭。
この時期にヒーターすら付いてないスーパー7に乗るのはバイクに乗るのと同じなので、全くデートには向かないなと。
そこで丁度乗りたいと思っていたS660の予約を取ってみたらあっさり承認。
日本車ならエアコン付いてるし、荷物は積めなくてもドライブデートは出来るだろうという事に。
まずは車両の予約をする
アプリをインストールしましょう。
各種情報をインプットしたらいざレンタルです。
情報には住所、氏名、年齢、電話番号、免許証の写真が求められます。
免許証は最近よくあるスマホのカメラで取り込むやつですね。
僕はAndroidユーザーなので画面もAndroidで進めて行きますね。
オーナーによっては車両の状態、注意事項などを細かく書いてくれています。
借りたい車を見つけたら予約リクエストをします。
希望の日時と時間を選択して「次へ」を押すとオーナーにリクエストが飛び、先のチャットに表示されます。
その際にオーナーに対してメッセージを送ると承認されやすい等のアドバイスが出てきます。
ここで先に出てきたこの画面になるんですね。
ここでオーナーとい待ち合わせや返却時間に関して事前に打ち合わせする事ができます。
今回僕の希望をオーナーが全て飲んでくれたので、特にこの後のやり取りは無かったです。
待ち合わせ場所で車両を受け取る
指定した日時に待ち合わせ場所に行きます。
僕は朝の9時に待ち合わせをしていて15分前には現場に到着していたのですが、オーナーさんは結構ギリギリに来ていましたね。最初なのでちょっと不安になりました。
相手の顔も分からないので(名前は事前にアプリのオーナー情報の所に表示されています)どうすんだろって思いましたが、車両が来るので一目瞭然で分かります。
恐らくオーナーは現場に到着後にチャットでメッセージを送ろうとしていた感じでしたが、僕の方から車両に近付いて挨拶をします。
ここで問題の受け渡し処理
受け渡しの際にアプリで受け渡し処理をするのですが、下記の赤線の手順がアプリの不具合なのか全く出来ませんでした。
お互いに本人確認として免許証を見せ合うのですが、この時Anycaに登録されている免許のデータと相違が無いか機械的にチェックできるのか、スマホのカメラで写真を取り込むんですよ。
この「確認期限を過ぎました」の所に「免許の撮影をする」みたいなボタンが出てた気がします。
ボタンを押すとカメラが起動し、この枠に免許の文字を合わせてくれみたいなフレームが出るんですよ。(ごめんなさい色々探したんですがキャプチャーを用意する事ができません)
で、フレームに合わせて写真を撮影すると、出来上がった写真は画面で合わせた場所とは全然違う免許の端が取り込まれています。
恐らく画像をクロップというか、左下がトリミングされて拡大されてしまった感じです。
これをオーナーさんと確認しながら何度か取り込みをしてみましたが全く駄目で、オーナーさんのiPhoneでの僕の本人確認は難なく終了していました。
僕は初めての事なので戸惑いましたが、「この確認しないユーザーも居ますし、時間が経てば勝手にレンタル開始になりますよ」との事。
でもこれやらないと保険が下りないから駄目でしょwwwww(記事書いてて気づいたよ)
この受け渡しの時に車の傷の確認や、注意事項(ガソリン入れて返してくださいね)の説明を受けます。
僕は9時から24時間借りる契約でしたが、遅くても当日の18時には帰ってくるのでその旨を伝えて18時返却の約束をしました。
まるで自分の車のような振る舞い
ノーマルでこの車高の低さ。
足はスポーツモデルなのでかなり固かったですね。
車内は当然ながら狭いです。
僕はこの狭さが好きです。
ミッドシップですが殆どリヤにエンジンがあるように見えます。
一応トランクとして使えるとの事ですがオープンにした時の屋根を仕舞うスペースです。
返却時
渋滞等で返却が遅れそうな場合も、チャットでオーナーに連絡を取ります。
今回お世話になったオーナーは返却時間もかなり柔軟に対応してくれるオーナーで、渋滞で遅れそうな場合でも全然OKですよと仰っていました。
返却時は口頭でガソリンを入れたと報告して終わりましたね。
特にメーターをチェックするとか、外装のチェック等はその場ではしてなかったですね。
これは後々トラブルになりそうなので、こちらから外装の確認をしてくださいと言ってもいいかもしれません。
返却後にお互いのレビューをするのですが、レビューを書かない人も居るとの事でした。
オーナーさんが僕のレビューをしてくれたよ!
あとがき
今回は初めての事だらけでしたが、オーナーさんが親切丁寧に教えてくれたのと、車もピッカピカでとても特別な時間を過ごせました。
暖かくなったら是非スーパー7を借りてみたいですね。
妻は乗り気じゃない(S660でも相当疲れたとか)ので多分一人で乗ると思います。
借りてみて分かったのですが、レンタカー登録の車両ではないので「わ」ナンバーじゃないんですよ。
この車でデートした記事はコチラ。
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yanzy2020
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