[適応障害再発]副業で成果を出す前に、僕が壊れてしまった

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みなさんこんにちは。 やんじです。

 

本当は12月のボーナスが出たら仕事を辞めて、福島の妻の実家に身を寄せて自由に生きていく為の準備と実践をしようとしてました。

 

ボーナスを受け取ったら直ぐに退職の意思を伝え、引継ぎ等々で1ヶ月の期間が必要だから実際に辞めるのは2月頭かなと。

 

以前掛かった適応障害とはまた別の何かが僕を支配していた

今から2年前。

これからの僕の人生を大きく左右する出来事に見舞われた。

 

始めに気づいた症状は会社に行く時に頭痛がするという物だった。

毎日疲れているんだろうな、週末は遊びに行かずにしっかり休まなきゃと部屋でじっとしている事が多くなった頃。

趣味のバイクに乗っても楽しくない、釣りに出かける気も起きない。

サバゲ?

仲間と楽しく過ごした時間が楽しければ楽しいほど、帰りの絶望感が酷いので行く気になれなかった。

 

頭痛の次は、吐き気が止まらなくなった。

朝どうにも吐き気が止まらないので、会社に電話して休ませて貰うこともしばしば。

不思議と会社に行かなくてよくなった途端、吐き気は収まった。

 

 

そう何度も休む訳には行かないので、頭痛吐き気を我慢して会社に行く頃には、毎日夕方になると会社のトイレで嘔吐していた。

 

 

自分は病気なのか?いや、僕が仕事ができないだけだ

周りはそれでも毎日会社に来て、毎日仕事をしている。

ミスをするのは僕がいけないからだ。

みんなそうやって毎日会社に来ているじゃないか、僕はただ甘えているだけだ。

 

当時遠距離恋愛中だった妻とは毎日スカイプをしていた。

時折僕はSOSを発していたつもりなのだけど、その都度彼女に「がんばれ」って励まされた。

 

違う、僕は限界まで頑張っている。

必要なのは「もう頑張らなくていいんだよ」という言葉だった。

この時はまだ、自分が病気に掛かっている事に気づくはずも無かった。

 

 

 

遂に張り詰めていた緊張がプツリと切れた

昼休憩が終わって暫くした時、また些細なミスを指摘された時、鼓動が早くなって体中の毛穴が開くような、毛がぶわー!っと逆立つような感覚に襲われた。

 

耳が遠くなり、血の気がさーっと引いていく感覚。

もう何も考える事が出来なくなって、上司に「帰る」と言って会社を飛び出したんだと思うけど、今ではあまりよく覚えていない。

 

会社を出た途端、涙が止まらなかった。

(とにかく帰らなきゃ)と思った僕は、駅まで歩き出した。

 

彼女の声が聞きたい。

 

 

駅のトイレの個室に飛び込んで無我夢中で彼女の番号を叩いた。

この時間は彼女も仕事だろうけど、とにかくその時の僕は藁をも掴む思いで電話を掛けた。

 

 

彼女が電話に出た。

声にならない声で、僕はありったけの思いをぶちまけた。

何分話したか分からないけど、彼女は「うんうん」と聞いていた。

一通り落ち着いた所で彼女は

 

「もう頑張らなくていいんだよ。あなたは十分に頑張ったもの」

 

 

彼女と結婚するために、安定した生活を送る為に、それなりに給料が良かった会社だから先輩の陰湿なパワハラにも毎日耐えながら過ごしてきた。

 

僕が我慢すれば全てが幸せになると思ってた。

 

 

その後自宅近くの総合病院に電話して、とにかく「自分の症状がおかしい、これは何なんだ」と、とにかく早く診てくれとお願いしたら、「おそらく精神科を受診するのがよろしいと思いますが、精神科の予約は1ヶ月先まで埋まってます」と言われた。

 

その後手当たり次第に精神科、診療内科に電話してみるも何処も「紹介状が無いと駄目です」「1ヶ月先まで埋まってます」と電話口で言われてしまう。

 

片っ端から検索した病院のHPには「一人で悩む前に、まず私どもの所にいらしてください」って書いてあるのに、本当に困っている人が今すぐに受けられる所なんて全然無いじゃないか。

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