interphoneF5のバッテリーを自分で交換したよ

みなさんこんにちは。やんじです。

バイク用インカムと言えばB+COMやSENAが有名ですが、僕は当時唯一6台同時接続を謳っていたinterphone(セルラーライン)を選択しました。イタリアのメーカーってのも良いしね。

あれから6年、音楽やラジオを聴いているとバッテリーは4時間も持たなくなりました。(初期値は12時間)

B+COMは高い SENAも高い

B+COMは唯一の国産メーカーでサポートもしっかり受けられるので高いってのは分からないでもないんですが、ペアで7万弱とかどうかしてます

SENAの登場当初はamazonでゴミみたいな値段で売っていたので爆発的に普及しましたが、新型が出る度に値上がりして普及モデルでもペアで5万強です。(当初はペアで29,800円)

SENAは最初は安くして「これなくては生きれない」ってなった時に爆値上げとか麻薬の手法と一緒ですよね。(でもこのお陰でインカムが爆発的に普及した)

僕がinterphoneを買った頃は周りで誰もインカム着けてなかったですからね。

いよいよ僕もSENAに乗り換えなきゃいけないのか。。。でもバッテリーさえ回復してくれれば奥さんとタンデムか1人で音楽を聴くだけなので買い換えるのもバカバカしいのです。

秋葉に行けばバッテリー手に入るんじゃね?

まず情報収集をしたら真っ先にヒットしたのがこのブログ。

以前にもinterphoneで検索すると出てきたブログである。

やはり先人が切り開いてくれていたので参考にさせて貰うのだが、僕は海外から通販するのは嫌である。英語わかんないし。

なので国内で探そうとしたんだけど、今国内にはリチウムイオンポリマー電池って無くなっている方向なんだそうです。

良さそうなサイズを見つけたとしても品切ればかり。秋葉はほぼ全滅。

ならば作成してくれる所を探してみたらこんな会社がヒットした。

早速サイズと容量を指定して見積もりの依頼をフォームから行ったのだが。

一週間経っても音沙汰なしである。

研究用だとかなんとか書いてあるから個人には売らないって事なんだろうか。

さっさと見切ります。

それならば多少サイズが違くても入ればいいや

「interphoneF5 Replacement Battery」で海外を検索してみると純正バッテリーのサイズが分かりました。

実際に分解してノギスで測ってみたら長さは6cm、幅は2cmでした。

厚さだけはきっちり5mm。これ以上厚さがあると多分入りません。

今回発注したバッテリーがこれ。

サイズは長さ3.81mm幅2.51mm厚さ5.8mmとの事。

長さは短いからOK分解した時に幅には余裕があったので2.7mmくらいまでは入りそうな雰囲気。厚さは賭けでした。

分解します

interphoneはとても厄介なビスで留まっています。

いわゆる三角ネジという物に似ていますが、最初からちゃんとした三角では無いです。

先のブログでは1.6mmの三角ネジだったそうですが、僕のはこれでもグラグラでした。

結構な力で押し付けないと直ぐに舐めます。

三角ネジ用ドライバーが無ければ、ラジオペンチの先っぽを差し込んで外す事もできます

僕はラジペンでは外しづらかったのでドライバーを買ってきました。

パッカーン。

ネジさえ外してしまえばどうって事は無いです。

バッテリーが基盤と蓋に両面テープで固定されているので剥がします。

蓋側にはゴム状のネジロック剤が塗られていました。ピンセットで綺麗に剥がします。

防水を担うゴムパッキンにはグリスがベットリ塗ってありました。

これはゴムの劣化防止なのでしょうか。

なんとバッテリーの容量が640mAhです。

これも先のブログとは違ってました。

極小の平型コネクタ?という奴でしょうか。

よく見る形ですよね。

発注したバッテリーと比べてみる

上が純正バッテリー、下がamazonで発注したバッテリー。

純正の640mAhに対して600mAhなので殆ど同じと思っても良いと思います。

厚さもギリ行けそうな感じです。

カプラーに対して配線が逆になっています。

配線を入れ替えなきゃいけません。

このカプラーの予備なんて持ってないし、圧着する物も持ってないからどうしようかと思ったのですが、ネットで検索すると簡単に外れるんだそう。

配線はこの2本のツメで返しのように引っかかってるだけなので。

精密ドライバーで押し上げて爪を外してやるとスポっと抜けます。

あまり爪を上げすぎると折れるので注意です。

はい外れましたー。

カプラーを裏返して差し込めば完了です。

組み込んでみるよ

はいバッチリです。

神がかったサイズ感でビス穴を避けてます

純正は真っ直ぐに入りますが、このバッテリーは幅が広いけど短いので斜めに入れられます。

バッテリーの厚さも問題なく、しっかり蓋が閉まりました。

問題なく電源も入りましたね。

先のブログではバッテリーを外すと設定のON&OFFやラジオのメモリーが全て消えるとの事でしたが、僕の本体はラジオのメモリーは消える事は無かったです。

設定関係は一切いじってないので分かりません。

これも細かいバージョンの違いなんでしょうかね。

あとがき

満充電にしたのちヘルメットにつけて4時間スマホで音楽を流した翌日、4時間ラジオを鳴らした時のバッテリーはミディアムでした。

おそらくカタログ値の12時間は行きそうですね。

1000円ちょっとでインカムが復活したのは良かったです。

このバッテリーも何時まで買えるのか分からないので、次回はインカムごと買い替えになりそうです。

追記

バッテリーを交換してから2回ほどツーリングに行ってきました。

当然ですがフル充電で半日以上使ってもバッテリーは「Hi」を示します。

今更ですが「ミュージックストリーミング」モードにすればinterphoneの本体でスマホの音楽再生&停止、送り&戻しが出来たんですね。

6年目にしてやっと気づきました。

今まではスマホの本体でやってましたが、これからは音楽を聴く時はミュージックストリーミングモードでやりたいと思います。

まだまだinterphoneは現役続行です。

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